A MOON CHILD IN THE SKY

天野月子( 天野月 ) A MOON CHILD IN THE SKY歌詞
1.A MOON CHILD IN THE SKY


2.Devil Flamingo

作詞:天野月子
作曲:天野月子

軽快なサービストーク 恥じらいはどこへ追い殺った
ブラウン管に唾を吐く

曖昧に相槌
かったるい恋路話は 右から左へThrough-ly

計画通りに上手くいってよ
平和な奴らに泡吹かせたい
満ち足りぬ現状の末路を
コノ目デシカト見届ケル迄

この世界はまるで 果てなき空中サーカス
この世界はまるで 果てなき空中サーカス
片足で踊る 拘束されたピエロ
片足で踊る 拘束されたピエロ

ストレス溜め込んで狂う現代人の
拓かれた道は何処だ

暴力的なフェイク咬まして 胡座かくなら
気が済むまで殴ちなよ

計算通りに事運んでも
横槍から逃げる術はない
満ち足りた幸福の糸目を
コノ目デシカト見届ケタイ

この世界はまるで 果てなき空中サーカス
この世界はまるで 果てなき空中サーカス
桃色を纏い 毒牙隠すDevil
桃色を纏い 毒牙隠すDevil

痺れた腕を伸ばして
確認していた
ココが何処で 君がダレで ワタシの領地が何処カを

この世界はまるで 果てなき空中サーカス
この世界はまるで 果てなき空中サーカス
片足で踊る 拘束されたピエロ
Lie Lie Lie
“There's no one as beautiful as 〇※▽◇!”
この世界はまるで 果てなき空中サーカス
この世界はまるで 果てなき空中サーカス
桃色を纏い 毒牙隠すDevil
桃色を纏い 毒牙を隠すDevil


3.JOKER JOE

作詞:天野月子
作曲:天野月子

変幻自在のstyle いい奴か悪人かは 使う方の腕次第
気をつけろ He is magic star

選んでよ Trick or Treat 今日は何を遊戯するの?
「Joker抜きにしよう」
ベンチ入り unlucky-man

その面を騙すstrangeなナイトキャップ (Old Maid-Sevens-Poker)
その手に持つ杖はViolence? Justice stick?

Joker Joe 52人の軍団に入れなかった男
Joker Joe 身の丈揃う集団を食み出した狼
終身雇用のWorker Joe

幸せはいつでも 一時の気休め程度
些々暮れ立ったHeart 運命にHe say“NO NO”

その鍔の奥のdangerousな空想を
その杖の先いたぶって スパークしたい

Joker Joe 52人の軍団に入れなかった男
Joker Joe 巡回しては集団を掻き回すサディスト
問題児Joe

小さな瞳で下克上企んでた
川辺で泣いていたあの日には さよならさ

その面を騙すstrangeなナイトキャップ
その手に持つ杖はViolence? Justice stick?

Joker Joe 52人の軍団に入れなかった男
Joker Joe 巡回しては集団を掻き回すサディスト
Joker Joe 52人の軍団に入れなかった男
Joker Joe 身の丈揃う集団を食み出した狼
終身雇用のWorker Joe


4.イデア(A Moon Child mix)

作詞:天野月子
作曲:天野月子

空を裂いて光が落ちてく
凍りついた海底から
顔を上げて
呼吸する

取り乱すことなら簡単だった 捌け口さえあれば
空はなぜ高くあるかを あなたは教えてくれる

バラバラになった糸を束ねて
わたしの礎を描く
小さな拳をかまえて 明日を睨んだ

Stand Out
尖っていく 粗く削り込んだ心のまま
Hang On
巡り会えるやわらかな笑顔を 舞い降りる光を
この手で掴むために

祈り続けるのは誰でも出来る 停まる屋根があれば
鈍く畝る雲を裂けて
来ない「瞬間」を待てばいい

ポケットの中 詰めた過去より
変わりゆく 今を愛そう
日記の文字眺めてても 明日は見えない

Stand Out
大地を踏む 高鳴るステップを聞いていたい
Hang On
擦り切れてく萎びた靴底に 乱れてく吐息に
心を染めるように

誰かの胸を汚すことない
凛と佇む光を射そう
低く留まる影の隙間を泳いで

Stand Out
尖っていく 粗く削り込んだ心のまま
Hang On
大地を踏む 高鳴るステップに耳を澄ましてく
Stand Out
止めてごらん 走り去る稲妻よりも速く
Hang On
わたしは行く
萎びた靴底に 乱れてく吐息に
心を染めるために


5.Stone

作詞:天野月子
作曲:天野月子

あたしのズルイとこを 見逃さないでいてほしいの
白く潰したかった くすんだ未来も アリバイも嘘も

さかさまの位置に あの青空が落ちてくるなら
あたしは誰よりも 飛んでいれるのに
しみったれたふたりを笑えるのに

Everyday
Like a sober little stone
輝ける明日が待つわけでもなく
Every way
綻んでく
褪せゆく光を ただ眺めてるだけ

掴まるのが厭で 自由人を気取っていたけど
誰の腕も取れず息絶えてくのは
怖かった
ひとりはいやだった

Everyday
Like a sober little stone
我が儘に振る舞う 夢の在処も
Every way
転げ落ちる
繋いだその手を 強く束ねるほど

このまま緩い日々を生き存え
ヤワな思い出浸り 笑うだろう
自由で満たされたlonely life
この骨を埋めてくれるのは
あなたじゃないなら 誰がいるだろう

Everyday
Like a sober little stone
輝ける明日が待つわけでもなく
Every way
Only passes vaguely days
繋いだその腕を束ねていても
Everyday
綻んでく
色褪せた石を ただ眺めているだけ


6.翡翠

作詞:天野月子
作曲:天野月子

軋む音の奏でに耐え切れず
距離を作るわたしを許さないでいい
あなたのやり方でいい

膨れあがる上辺だけの嘘で
誇り庇うあなたと分かっている
今はそのままで悪戯に生きて

何を葬り 手にして 残せる
わたしの腕がもう少しだけ長く
すべてを包めたなら
不安を焦りを痼を取り去る
魔法を掛けてあげる事も出来た

遠くへ翔び発つ 新しく開いた扉へ
あなたは出ていく 眩い季節の中へ

揺るぎのない まっすぐな視線で
獲物を待つ鋭いあなたの姿を
わたしは目指して追いかけたけれど

枝に岐れた旅路の向こうで
沈んだ心 繕いながら笑う
あなたの痩せた頬に
戸惑い 眸を逸らして置いてく
諦めてしまったのは わたしだった

いくつの出会いを さよならで塗り替えるのだろう
小さく頷く わたしはただ無力で

遠くへ翔び発つ 新しく開いた扉へ
別れの痛みを 輝く宝石へと変えて
ふたりが重ねた日々を失くさないでいて
あなたが消えてく 眩い季節の中へ

軌跡を描くために


7.1/2 -a half-

作詞:天野月子
作曲:天野月子

Dearness 頑に耐える泪はここに吐き出しなよ
Pureness 真っ直ぐすぎる君へと投げ出すカーヴ

君が北を向いたなら わたしは南を眺めよう
微かに震える君の 吐息が届く位置に

きつく繋ぐ糸や約束は要らない
磁力はなくならないかどうか
君を試したい

愛してる
言葉にしたなら君は近くなるの
何一つ 纏まりきらない ひとつにならない
a half and a half
壊れた球体のfidgety
addicted to you

君が顔を伏せるなら わたしは流星を探そう
曇った瞳の奥を 彩る花火になろう

欠けた心の壁 塞ぐ番(つがい)もない
どれほど間違い起こせば
この穴は消えるの

愛してる
言葉に出来たら心軽くなるの
捩じれてく 君との架け橋 見失うのなら
a half and a half
溢れた感情のfeel dizzy
correct my soul

気が付いてわたしの事 嘘でいいから
都合のいい存在ならば 捨てて欲しいから

愛してる
言葉にしたなら君は近くなるの
何一つ 纏まりきらない 早く繋げて欲しいよ
愛してる
言葉に出来たら心軽くなるの
捩じれてく 君との架け橋 見失うのなら
a half and half
壊れた球体のfidgety
addicted to you


8.聲

作詞:天野月子
作曲:天野月子

たとえば海の底で あなたが生きてるのなら
わたしは二本の足を切って
魚になろう

深みへ堕ちるほどに あなたが近づくのなら
果てない闇を彷徨う陰になってもいい

艶やかに漂うわたしの陽炎
叶わない現実に溺れていただけ
あなたはいない
わかっている
わかっている

昇る昇る太陽が
わたしの場所を浄化する
青く刻む刻印を
温い温い風がさらっていく

たとえばこの言葉が あなたに届くのならば
わたしの声帯を取り上げて
捨ててもいい

鮮やかな傷を失くした現在を
何もかも奪うあなたの温度を
求めていた
求めていた
幻でも

消える消えるぬくもりが
わたしの場所を連れていく
罰を拭うその腕に
抱かれながら眠りにつきたい

昇る昇る太陽が
わたしの場所を浄化する
罰を拭うその腕に
抱かれながら眠りたい
消える消えるぬくもりが
わたしの場所を連れていく
青く刻む刻印を
温い温い風がさらっていく

蝕んでいく 記憶の破片 わたしを塞ぐピアスが足りない
忘れてしまう ぼやけてしまう あなたの聲が雑踏に消える
蝕んでいく 抜け落ちていく わたしを塞ぐピアスが足りない
跡形もなく 忘れてしまう あなたの聲が雑踏になる


9.砂糖水

作詞:天野月子
作曲:天野月子

沢を辿って 大きな幹を目指す
微かについた香りを頼りに

麦藁帽子 乾いた西瓜の芯
わたしを入れて運んだ木の虫籠

壊れた夏 置き忘れたあなたの七つ道具
捨てずにとってる
わたしを褒めてほしいよ

※I'm in truly lovin' you
そっとわたしを誘う
甘美な蜜のその味を忘れてしまっても
Why can't you say to me“HELLO”?
狂おしいままに浮遊していく夢事
砂糖の香り※

散々だった 最終章の台詞
タイムマシンがあったらいいのに

濡れた髪を拭いてくれた あなたの指の記憶
なくせるものなら
誰か奪ってほしいよ

I'm in truly lovin' you
まだ「ただの遊び」と始末出来ない
思い出を食べ残してしまう
Why can't you say to me“HELLO”?
立ち入り禁止のゲートを越える泡沫
あなたの雫

街路樹を抜けた先 森へと帰る途中で
冷たい眩暈に襲われ倒れた
わたしの黒い羽根は 粉雪に埋もれてく
このまま氷になったら 怒る?

(※くり返し)

砂糖の香り


10.パレード

作詞:天野月子
作曲:天野月子

横殴りの嵐に吹かれ
お祭り騒ぐ一番を競う船
最後尾が誰かは問題じゃない
口開けて観る オーディエンスの群れ

乱れる息を押し殺し投げキッス
彼方御座しますのは お偉いさんのcrocodile-bag

パレードは続く 歪む街を灯すネオン
弾け飛ぶ歓声に熱帯びた都会 パーク・シティ
君を見失い沈む月に吠える犬
流れに身を任そう
風化するまでどれくらい

手渡されたガーベラ一輪
バトンに重ね振り回し首が折れる
列に連なる一人
此の花は誰の手元に行ってもいいんだろう

手当たり次第 入店するselect-shop
わたしが欲しいものは 描いた夢を食べる獏

パレードは続く リズミカルに均す群衆
踏み潰されていく夕刊の誌面 タブロイド
これ以上は無いと 終わりを告げた恋も
破り捨ててしまえ
風化するまでどれくらい

君がもし泣いたりしたら 駆けつけたくなるだろう
切り刻んだ受話器のコードも 鍵を掛けて縫い込んだ想いも全部
掘りおこして 繋げたくなる

パレードは続く 歪む街を灯すネオン
弾け飛ぶ歓声に熱帯びた都会 パーク・シティ
君を見失い沈む月に吠える犬
流れに身を任そう
風化するまでどれくらい


11.博士と孔雀

作詞:天野月子
作曲:天野月子

軒先の小屋に住まうピーコックは博士が好き
嗜みを整えては 夢見がちにchirping song

あの人にアクセスするパスワードが分からないの
古ぼけた機械の前 首傾げた

真っ赤なビーカー
放置されてる液体とマドラー
曇った湯気に揺れてる
沸騰点の恋心

※どうか見捨てないでよ
もっと近くに伸ばしてよ
「愛するヒト」にはなれないけど
君にずっと触れていたいよ
その口にキスしたいよ
尖る嘴 地面突き ダダを捏ねてる※

軒先の小屋に住まうピーコックは博士が好き
虹色の羽を広げ 今日もハミング

黄色くなった白衣
微かに白髪混じりの髪
時折吐く溜息は
どんな人に届けたいの?

その眉間の皺に
微風を運びたいよ
「愛するヒト」にはなれないから
君の名を呼んでみたいよ
最後まで見ていたいよ
虹の翼は 待ちくたびれ まだらに透ける

ひとりの夜を 雨の午後を
そっと暖める暖炉のように
静かに立って 見守るから
閉じた扉を開けて欲しい

(※くり返し)


12.花冠

作詞:天野月子
作曲:天野月子

船は出て行く
憂愁の調べを聞きながら
敗れ去り 立ち尽くす者の心を知らず

静まり返る広大な大地に刻み付く
かなしい爪痕が この胸に沁みる

ちぎれた黒い雲に 祝福の賛美に
戦いを終えた砦は 晒されてゆく
流れる白い砂に埋もれてく躯
花は落ちて殺伐とする無人の城砦

あの日わたしが他の選択肢を切り捨てて
君を選んだら 変わったというの?

正しいのは 自分の方だと 強く信じてた
固く繋ぎ合った手を すべて失くすまで

踏み外すこの足を許し合えないなら
何の為 門は開いて 招き入れるの
流れる白い砂に埋もれてく花は
主を失くした 荒廃の海に沈む城砦

この胸に咲いた 一輪の花が
音もなく崩れ 叫び上げている
温かく揺れている 君の面影も
このわたしを呼び戻す ベルにならない

愛しい人よ
せめて わたしを切る時は
瞳開けて 滅びゆく瞬間まで 看取って

ちぎれた黒い雲に 祝福の賛美に
戦いを終えた砦は 晒されていく
愛しい人よ 君に出会えた喜びに
花咲かせた 穏やかなわたしはもういない